•会社員にとっての自己啓発とは何か知りたい
•どのような自己啓発をしたら良いか知りたい
•自己啓発をどう進めるか知りたい
という方に向けた記事です。
自己啓発とは
自己啓発について、調べると難しいこと書いてありますが、要は自分で勉強することです。
会社に指示された研修などは、自己啓発ではありません。あくまで自発的に勉強することです。
会社からある程度補助が出る場合もあります。
私の会社では、社員の自己啓発推進として、通信教育を斡旋していました。法人契約の割引だけでなく、一定の点数を取ると補助金が出ました。あなたの会社にも自己啓発の補助があるか必ず調べてみて下さい。
自己啓発は必要か
自社以外のやり方が学べる
必要です。仕事をする上で、特に新入社員では、一般的な知識、予備知識が無いと、仕事のやり方や結果にかたよりが出てしまいます。客観的なものの見方を身につける必要があります。
私は、新入社員の時に、「研究報告書の書き方」という通信講座を受けました。会社の報告書にもフォーマットはあったのですが、どうもうまく書けず、会社からもいわゆる「書き方」の指導はありませんでした。通信講座で一般的な書き方を学び、それを当てはめることで、報告書がスムーズに書けた覚えがあります。例えば目標と目的の意味合いとか、そういったことを理解できるようになりました。
他にも、経理や営業の講座もありました。自分の業務に近い自己啓発をすると、自分の会社のことだけでなく、他のやり方を学ぶことができ、それは業務に生かすことができます。
評価に影響する
自己啓発は、自分で行うことでありながら、会社からの評価にもかかわって来ます。
私の会社では、半期ごとに自己評価を行い上司と面談します。その時に、自己啓発を行なったことを書くと評価が上がります。
一般的に、新入社員の時は、周りとの差があまり無いものです。上司も、評価の点数をどうつけるか悩むところ。そこで、自己啓発をしていると、上司も評価しやすいのです。私のやっていた通信講座のように期間が決まっていて、点数も明確だと、より評価しやすいです。資格取得などもわかりやすくて良いですね。
自己啓発しないとどうなる
特に新入社員にとって、自己啓発は一般的な知識や予備知識を身につけるための重要な手段です。自己啓発をしないとどうなるでしょうか?
周りと差がつく
新入社員は、経験が少なく、業界知識や技術スキルが不足していることが多いです。この知識やスキルのギャップを埋めるためには、自己啓発が大変役立ちます。
自己啓発をしないと、周りに遅れをとる可能性があります。周りの皆が、自己啓発をしていて、自分だけしていないと知識に差がついてしまいます。さらに、自分だけ、評価が上がりにくくなってしまいます。
客観的な目線が身につかない
よく、仕事に対する目線の例として、レンガ職人の話があります。
1人目のレンガ職人は、「俺はレンガを積んでるんだ。」
2人目のレンガ職人は、「俺は家を作ってるのだ。」
3人目のレンガ職人は、「俺は街を作ってるのだ。」
という話です。3人目のように広い目線を持ちましょう、という話なのですが、新入社員のうちからそれは大変困難です。レンガの積み方、セメントの混ぜ方など新人職人は覚えることがたくさんあります。街なんか見てられません。そこで自己啓発です。客観的な社会人の常識を社外から学ぶことが、結果的に広い目線を養うことができます。
もくまくとレンガを積むだけでは、そのような目線は養えません。
新入社員の自己啓発の例
では、どのような、自己啓発があるでしょうか?
書類の書き方など事務系
私も、研究報告書の書き方、を学びました。事務系の講座は、広い知見を知れるし、専門知識も不要なことが多いので、最初に行うには、オススメです。
語学
いつの時代もどの年齢でも、どの職場でも、語学は普遍の自己啓発です。私も中国語をやりました。とてもペラペラには程遠いですが、海外出張時に目が慣れていて、だいぶ楽だったです。ただ語学は続けないと忘れてしまう難点があります。
IT系
パソコンの使い方、ワード、エクセル、パワポ、インフラ、データベース、AI、ITが絡まない職業は、現代日本ではほぼありません。
資格
資格は、対外的に役に立ちます。評価される時もわかりやすいですし、目標がはっきりしているので学ぶモチベーションも保ちやすいですね。
プログラミング
プログラミングは、特殊技能かと思われがちですが、そうではありません。どんな仕事でも、PCを使うと思いますが、Pcで処理する作業をプログラミングを使って簡単にすることができます。私も、機械から取得したデータを1ファイルごとに読み込み、エクセルに読み込んでグラフ化する作業をPythonを使うことで、一気にグラフ化まで行うようにしました。今やプログラミングは作業効率化アイテムです。新入社員のうちに学ばない手はありません。
新入社員の自己啓発の目標と進め方
自己啓発をする時は、必ず目標を設定しましょう。
外部の教室や講座であれば、与えられた課題をやり切ること。
独学であれば、外国語のこの本を一冊読む。こんな動作をするプログラムを一つ作る。など具体的に決めましょう。
資格なら勉強だけでなく、必ず受験まで行って下さい。
目標は、仕事に生かそうと考えないで良いです。将来的に無駄にはなることはありません。
まとめ
新入社員にとって、自己啓発は仕事のパフォーマンスを向上させ、キャリアを発展させるための重要なツールです。自己啓発に取り組み、自己成長を追求することで、自己価値を高め、自信を持つことができます。
皆さんも積極的に自己啓発に取り組みましょう。
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